- いろいろな紅茶の楽しみ方を知りたい
- お気に入りの紅茶を探したいと思っている
- 紅茶を趣味にしたい
この記事では紅茶をこれから趣味として始めたいと思っている方に向けて、紅茶の始め方について紹介しています。紅茶の始め方、好きな紅茶の見つけ方、紅茶のさらなる楽しみ方について知ることができます。趣味として紅茶を始めましょう。
紅茶を飲む方法は大きく2つ
まずは好きな紅茶を見つけるために実際に紅茶を飲んでみましょう。実際に飲んでみることで、自分がどんな紅茶が好きなのかがわかります。
その際に紅茶を飲む方法は大きく分けて2つあります。「ティーバッグで飲む方法」と「茶葉をティーポットで淹れる方法」があります。それぞれの飲み方について紹介していきます。
【手軽に】ティーバッグで飲む
ティーバッグをマグカップに入れてお湯を注ぐだけと、とてもシンプルです。
紅茶を本格的に楽しみたいという場合は、ティーバッグではなく茶葉をティーポットで淹れることが多いのですが、ティーバッグでも十分においしい紅茶を楽しむことができます。適切な茶葉の量をティーバッグに詰めてくれていますので、箱や個装袋に表記している抽出時間を守って抽出するだけです。
最初にティーバッグで飲む方法をおすすめする理由は、ティーバッグで飲むと、いろいろな茶葉を少しずつ楽しむことができるからです。ティーバッグだと何種類もの茶葉のセットになったものが多く販売されており、自分好みの茶葉を探すのに最適です。
まずは、何種類かの茶葉を試し、自分に合う茶葉を見つけましょう。
【本格的に】茶葉をティーポットで淹れる
手軽に紅茶を楽しめるティーバッグに対して、茶葉をティーポットで淹れて飲む方法は自分好みの紅茶を楽しめます。
茶葉をティーポットで淹れるために必要なものは、茶こし付きティーポットだけです。より茶葉本来のおいしさを抽出するには、ジャンピングできる空間が広いティーポットがおすすめです。
こだわりの味を出すなら茶葉タイプで飲む方法がおすすめです。
好きな紅茶を見つけるおすすめの方法
紅茶にはたくさんの種類があります。ブランドや産地、フレーバーなど色んな要素が混ざり合って1つの紅茶が出来上がっています。
色んな紅茶を飲めば、自分の好きな紅茶がどんなタイプのものなのか、そのタイプもいろいろな種類があるなどいろいろな発見があります。また、逆に好きではない紅茶もわかるなど、たくさんの種類の紅茶を飲むことで自分好みの紅茶がわかってきます。
ただ、多くの種類の紅茶を試すのは難しいのではと思われてしまうかもしれませんが、おすすめの方法があります。
紅茶セットをいくつか紹介しますので、ぜひ気になったものを試して、自分好みの紅茶を探してみてください。
ぜひ色んな種類の紅茶を試してみてください。
アレンジ紅茶の楽しみ方
紅茶はどの紅茶を選ぶかだけでなく、どんな飲み方をするかで全く新しい味・香りに変化します。自分でも紅茶の味をアレンジできるのです!
ミルクティーとして楽しむ
ストレートでは濃くて飲みにくい紅茶も、ミルクを加えるとまろやかで飲みやすくマイルドな味わいを楽しむことができます。茶葉の種類によってはミルクの相性が良いものもあり、ミルクティー向きの紅茶もたくさん売られています。
レモンやハチミツを加えて楽しむ
紅茶はミルクだけでなく、レモンやハチミツを加えることでも楽しめます。
カフェではレモンティーの場合レモンが添えられていることも多いと思います。茶葉によってレモンとの相性がありますが、レモンを加えることでスッキリした味わいになるためおすすめの飲み方です。
また、ハチミツを加えて飲む方法もおすすめです。紅茶にハチミツを加えることでコクと甘みが出てすごく深みのある味わいになります。ぜひ試してみてください。
バリエーション豊かな紅茶の種類を知ろう
紅茶にどんな種類があるのかを紹介します。
フレーバーティーについて
フレーバーティーは、茶葉を紅茶用に発酵させたあと、フルーツや香料などで香りを付けた紅茶のことです。アップルティーやピーチティーなどがフレーバーティーに該当します。
紅茶だけでは生み出せない香りを楽しめるため人気があります。フルーツ以外にも花やバニラなどさまざまなフレーバーティーが販売されていますので、いろいろと試して好きな香りを見つけてみてください。
紅茶は産地で香りや味が変わる!
紅茶の香りの種類は、紅茶がどこで育てられたかで決まります。
ダージリンとアッサムはどちらもインドの地名で、セイロンティーのセイロンはスリランカを意味していますが、このように地名によって名前が付けられています。ちなみに良く耳にする紅茶について紹介します。
- ダージリン:インドのダージリン地方で収穫される茶葉の銘柄
- アールグレイ:ベルガモット(柑橘系)の香りをつけたフレーバーティーの一種
ダージリンは茶葉の名前であるのに対し、アールグレイはベルガモットの香りを漬けた茶葉の相称のため、茶葉はいろいろな茶葉が使用されている可能性があるのです。
このように紅茶はどこの産地で育てられたかによって香りや味わいに大きな違いがあります。これは紅茶選びの際にもとても大切なポイントになりますので、これから紅茶を始めるにあたってはぜひ知っておくべき内容です。
茶葉の特長を知ることで理解が深まる
紅茶の味は、インド、スリランカなど産地による味の違いがありますが、収穫時期によっても全く異なります。一般的に、農作物がもっともおいしく収穫量も多いのは旬になります。インド紅茶の場合、収穫時期が決まっているのに対し、セイロン紅茶の場合は年間を通して収穫できます。ここでは有名な茶葉について紹介します。
スリランカ
ヌワラエリヤ(爽やかで繊細なセイロン紅茶のシャンパン)
スリランカでは標高がもっとも高く、昼夜の寒暖差が大きい気候が独特の渋みと高貴な香りを生み出しています。
ウバ(世界で唯一無二のフレーバー)
世界三大紅茶の1つであり、ほかの紅茶にはないウバフレーバーは、わずか数週間のシーズンだけの味わいです。ストレートで独特の香りが楽しめ、ミルクを入れると爽やかなミルクティーを楽しめます。
ディンブラ(セイロンティー正統派の華麗な王様)
色・香り・味すべてにバランスがとれており、ストレートやミルクティー、アイスティーでもしっかりと香りが味わえます。
ルフナ(独特のコクと甘みにクリアな後味)
濃厚な味わいが特徴で、上質なルフナ茶は、独特の黒糖のような甘味の香りと、セイロンティーならではのすっきりとした後味が楽しめます。ミルクティーによく合います。
インド
ダージリン(特徴のある香りと渋みでブランディングされた銘茶)
世界三大紅茶の1つで、甘く爽やかな香りと渋みはダージリンならではです。年3回の収穫期があり、それぞれ特徴が異なります。
アッサム(濃厚な甘みと水色でミルクティー向けの代表格)
深いコクで茶葉本来の若々しさが味わえます。ミルクティーにおすすめですが、ストレートでもおいしく味わえます。
ニルギリ Nilgiri (インド茶のコクと爽やかさが共存)
インド茶特有の甘く深いコクと、セイロン茶風の爽やかさが同時に味わえます。
いろいろな紅茶を試して、自分好みを見つけよう!
お気に入りの紅茶が見つかったら、茶葉タイプに挑戦してみたり、お気に入りのカップで飲んだりと、自分の楽しみ方を見つけて、どんどん紅茶の楽しみを深めていってください。
紅茶は奥が深く、心を豊かにしてくれる素敵な趣味になります!