・コーヒーは好きだけど、もっとこだわって飲んでみたい!
・コーヒーの抽出方法(淹れ方)の種類や違いについて知りたい!
・違う抽出方法で淹れたコーヒーを飲んでみたい!
・コーヒーは同じ豆でも、豆の炒り方やコーヒーの抽出方法によって味が変わるの?
今回はこういった疑問に応えます!
数ある抽出方法を使ったコーヒーの淹れ方のなかで、自分の好みに合ったコーヒーを提供してくれるカフェや喫茶店が見つかれば、もっとコーヒーが好きになるはずです!
コーヒーの抽出方法(淹れ方)によって味は変わるのか
その理由についても抽出方法にわけて詳しく説明し、違いについても解説していきますね!
コーヒーの抽出方法(淹れ方)には、大きく3種類ある
透過式
透過式はフィルターや、お湯を注ぐ速さ、コーヒー豆の挽き方によって変わり、淹れ方によって味が変わりやすいのが特徴です。
淹れ方 | 特徴 | |
---|---|---|
ペーパードリップ | ![]() | すっきりとクリアな味わい |
ネルドリップ | ![]() | 深煎りにおすすめ |
水出しドリップ | ![]() | すっきりした味わい |
浸漬式
この方法は、コーヒーの粒子がお湯にまんべんなく浸るため、コーヒー成分を簡単かつ均一に抽出することができます。
また特別なハンドテクニックは必要ありません。
淹れ方 | 特徴 | |
---|---|---|
サイフォン | ![]() | アロマの香りがはっきりとした繊細でクリーンな味わい |
エアロプレス | ![]() | ドリップよりも少しコクのあるコーヒーが楽しめる。 |
フレンチプレス | ![]() | 質感や濃度が高く、コーヒーの味をダイレクトに感じる |
圧力を利用する方式
コーヒーの質感や濃度は、他の抽出方法よりも約10倍ほど高く、高圧をかけることによって油分が乳化されるため、まったりとした口当たりになります。
淹れ方 | 特徴 | |
---|---|---|
モカポット | ![]() | 手軽に、エスプレッソに近いコーヒーの抽出が可能。 |
エスプレッソマシン | ![]() | 本格的なエスプレッソを抽出でき、いろいろな飲み方が楽しめる。 |
抽出方法による味わいの比較
一般的にはサイフォン式が最もライトな味わいのコーヒーが抽出され、エスプレッソマシンが最も濃厚な味わいのコーヒーになります。
下記の表の順で抽出されるコーヒーの強さが変化します。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サイフォン (浸漬式) | ドリップ (透過式) | エアロプレス (浸漬式) | フレンチプレス (浸漬式) | モカポット (圧力式) | エスプレッソマシン (圧力式) |
ライト | ストロング |
コーヒー豆はどう選ぶべきか
コーヒー豆は、挽き立てを味わうことで、豆本来の香りと味が楽しめる。

コーヒー豆は、豆の品質と抽出方法により、粉の大きさを変化させます。粉の大きさによって、香り成分の抽出速度が変わってきます。粉が細かければ細かいほど、お湯と接触する面積が広くなり、コーヒー成分の溶解が早くなります。
各抽出方法に適した大きさは以下の通りです。
- 粗挽き・・・フレンチプレス
- 中挽き・・・ドリップ、サイフォン
- 細挽き・・・モカポット、エアロプレス
- 極細挽き・・・エスプレッソマシン
コーヒー豆は焙煎具合で味が異なる
焙煎深度は、「浅煎り、中煎り、深煎り、極深煎り」の大きく4つに分類されています。
焙煎深度が浅ければ酸味が強く、深ければ苦味が強くなるのが特徴です。また、香りが最も強くでやすいのが中煎りです。

淹れ方(抽出方法)の種類(ライト~ストロング順にご紹介)
サイフォン

サイフォンは、真空式コーヒーメーカーの一種で、独特な形状の器具を使ってコーヒーを淹れる方法です。熱湯を下部の容器に注ぎ、上部の容器の中で、コーヒー粉を浸漬けさせたのち、圧力の変化を利用してコーヒーを淹れる方法です。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・中挽き
【サイフォンの淹れ方】
下部の容器に熱湯を注ぎ、加熱する
まず、下部の容器に適量の水を注ぎ、火にかけて加熱します。加熱中に、上部の容器にセットするためにコーヒー豆を挽いておきます。
上部の容器にコーヒー豆を入れる
上部の容器に、挽いたコーヒー豆を投入します。挽いた豆の量は、サイフォンの容量や好みに合わせて適切な量を計量します。コーヒー豆は、粉末よりもやや粗めに挽くことが望ましいです。
上部の容器をセットする
上部の容器を下部の容器の上にセットします。下部の容器には、すでに熱湯が入っているため、上部の容器の中の空気を抜くために、ほんの少し上部の容器を傾けています。
沸騰したら火を止める
上部の容器が下部の容器の上にセットされたら、弱火で沸騰するまで待ちます。沸騰したら火を止め、上部の容器にコーヒーが抽出されるのを待ちます。
下部の容器にコーヒーが溜まったら火をつける
下部の容器にコーヒーが溜まってきたら、火をつけます。熱が加わることで、下部の容器の温度が上がり、コーヒーが上部の容器から下部の容器に移ります。
下部の容器にコーヒーが溜まったら取り出す
下部の容器にコーヒーがたまったら、上部の容器を取り外し、下部の容器に注いだコーヒーを楽しめます。
以上が、サイフォンの淹れ方の手順です。

ドリップ

ドリップコーヒーは、手軽に美味しいコーヒーを淹れることができる方法の一つで、日常的によく淹れられる方法です。コーヒー豆の風味や香りを味わうことができますが、淹れ方によって味に差が出やすくなります。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・中挽き
【ドリップの淹れ方】
器具とフィルターのセット
ドリッパーにコーヒーフィルターをセットします。フィルターをセットした後はお湯を注ぎます。これは、フィルターを洗浄する効果と、ドリッパーやサーバーを温める効果があります。サーバーに溜まったお湯は捨てます。
お湯を注ぐ
フィルターの中に、挽いたコーヒー豆を入れます。挽いたコーヒー豆を入れたら、お湯を注ぎます。お湯は、94℃程度が適温です。
お湯を注ぐときには、まず最初に、湯量の10%程度を粉全体に均等にお湯を注ぎ、30秒程度蒸らします。その後、さきほどと同量程度のお湯を15秒程度かけて、中心から外側へ向けて注ぎます。残りのお湯も同様に繰り返し、注ぎます。
ドリップコーヒーは選択肢が多い
また、ドリップコーヒーには、多様な淹れ方があります。手動式のドリッパーや、コーヒーメーカーなどがあります。それぞれの方法によって、コーヒーの味わいや香りが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
フィルターの種類によっても味わいが変化しますので、お好みのフィルターの種類を探してみてください。
以上が、ドリップコーヒーの淹れ方や注意点についての詳細な説明です。

エアロプレス

エアロプレスは、手軽でシンプルな淹れ方です。筒状の容器の下部にフィルターがあり、コーヒーを浸漬させた後にフィルターを通して、コーヒーを抽出します。短時間で抽出が可能で、味に差が出にくいのが特徴です。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・細挽き~中挽き
【エアロプレスの淹れ方】
フィルターをセットする
フィルターキャップにペーパーフィルターをセットします。ペーパーフィルターをセットする際には、お湯をかけフィルターを濡らしておくことがおすすめです。
コーヒー豆をセットする
チャンバーにセットしたフィルターキャップに、適量のコーヒー豆を入れます。
お湯を注ぐ
92℃〜94℃のお湯をゆっくりと注ぎます。コーヒーの粉全体が浸るように注ぎます。その後、ブランジャーをセットし、抽出時間が残り1分になるまでコーヒーを抽出します。
ステップアップ
ブランジャーを外し、パドルでかきまぜた後、30秒ほどかけてピストンをゆっくりと押し下げ、コーヒーを抽出していきます。
以上が、エアロプレスの淹れ方の基本的な手順です。

エアロプレス(AEROPRESS) コーヒーメーカー 飽和ポリエステル樹脂
フレンチプレス

フレンチプレスは、専用の容器に挽いたコーヒー豆を入れ、湯を注ぎ、フィルターをプレスしてコーヒーを抽出する方法です。抽出方法は簡単で、フィルターコーヒーの中で、もっとも強いコーヒーの味わいを味わうことができます。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・粗挽き
【フレンチプレスの淹れ方】
器具の準備
フレンチプレスのビーカーを温め、器具が温まったらお湯を捨てます。
コーヒー豆を入れ、お湯を注ぐ
フレンチプレスの底に、挽いたコーヒー豆を入れます。そこにお湯を注ぎます。コーヒー豆全体に均等に湯をかけるように注ぎます。
蒸らす
フレンチプレスにお湯を注いだら、軽くかき混ぜてから蓋を閉め、約4分程度蒸らします。この時期間を調整することで、濃さや味わいを調整できます。
プレスする
蒸らした後、プレスをしてコーヒーを抽出します。プレスするときに、ゆっくりと力を加えて、しっかりとコーヒー豆を潰すようにします。
サーブする
フレンチプレスからコーヒーを注ぎ出します。
以上が、フレンチプレスの淹れ方や注意点についての説明です。

モカポット

モカポットはマキネッタの器具が最もメジャーです。イタリアで生まれたエスプレッソマシンの一種で、手動で圧力をかけることによってエスプレッソを抽出することができます。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・細挽き
【モカポット(マキネッタ)の淹れ方】
水とコーヒーの粉をセット
モカポットのボイラーに水を注ぎます。フィルターバスケットに挽いたコーヒーの粉を入れます。このとき、トントンと叩き、粉の密度を均一にしながら、粉は押さえつけないようにしましょう。
火をかける
モカポットを火にかけます。弱火で加熱することが望ましいです。加熱中、ボイラー内の水が沸騰すると、圧力がかかります。
エスプレッソを抽出する
沸騰し蒸気圧がかかると、お湯は管を通り押し上げられ、コーヒーの抽出が始まります。すると、サーバー内にコーヒーが溜まります。抽出は1分程が目安です。
以上が、モカポットの淹れ方の手順です。

ビアレッティ エスプレッソメーカー 直火式 モカエキスプレス 3カップ用 コーヒー マキネッタ 0001162/AP
エスプレッソマシン

エスプレッソマシンは、高圧で蒸気を加えながらコーヒー豆を抽出することで、エスプレッソを作り出すことができます。以下、エスプレッソマシンの淹れ方について詳しく説明します。
コーヒー豆の適した挽き具合・・・極細挽き~細挽き
【エスプレッソマシンについて】
エスプレッソマシンは手動タイプのものから半自動や全自動タイプのものまで幅広くあります。
基本の仕組みはほとんどどれも同じです。フィルターバスケット内のコーヒー粉を高圧でお湯を透過させ、コーヒーを抽出します。先ほど紹介した、モカポットは最大で1.5気圧程度しか圧力が出ないのに対し、エスプレッソマシンは、9気圧程度まで圧力が出るものが多く、コーヒーの油分が乳化され、香りと風味が十分に抽出されます。

エスプレッソ
エスプレッソマシンで作ることができる、高圧で抽出された濃厚なコーヒーです。苦味が強く、コクがあります。通常は、ショット(一口分)で提供されますが、ダブルショット(二口分)も楽しむことができます。
アメリカーノ
エスプレッソにお湯を加えたコーヒーで、苦味がやや控えめになります。水とエスプレッソの割合によって、味わいを調整することができます。
ラテ
エスプレッソに蒸気で泡立てたミルクを加えたコーヒーです。甘みがあり、ややクリーミーな味わいが特徴です。また、ラテアートを楽しむことができます。
カプチーノ
エスプレッソに蒸気で泡立てたミルクと、泡立てたミルクの一部を加えたコーヒーです。ラテよりもミルクの味わいが強く、甘さは控えめです。
モカ
エスプレッソにチョコレートシロップやチョコレートパウダーを加えたコーヒーで、コクと甘みがあります。ホイップクリームをトッピングすることが一般的です。
マキアート
エスプレッソにスチームで泡立てた少量のミルクをスプーン1~2杯分の泡を乗せたコーヒーです。すこしコーヒーの濃さが和らぎ、飲みやすいです。
以上が、エスプレッソマシンで楽しめる代表的なコーヒーの種類です。

自分好みのコーヒーを見つけ、カフェや自宅で楽しもう

コーヒーを選ぶ上で、最も重要なのは、自分がおいしいと感じるかどうかです!
豆が高級であるとか、産地が違うなどといった違いはありますが、自分がおいしいと思うコーヒーに出会えることが重要ではないでしょうか?
ぜひ自分に合ったコーヒーを探してみてください!

