これからゴルフを始める方のために、コースデビューに必要な道具や服装を紹介します。ゴルフは、クラブやボールなどのプレーに必要な道具から、ラウンドするための服装も必要なため、準備するものが多いスポーツです。
すぐに練習を始めたい!コースデビューを控えている!そういった方に向けて、何を準備すればよいかを解説していきます。またおすすめの練習方法もお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
ゴルフを始めるために必要なこと
ゴルフは、道具の種類も多く、何を選べばよいのか迷ってしまうことが多いです。
服装についてはゴルフ場ごとに少しルールも違ってきますが、どのゴルフ場でも問題ないスタイルを選ぶと悩む必要もなくなります。
また、コースデビューには練習も必要です。
プレーには目安のプレー時間が設けられています。前後に他のプレーヤーもいますので、まったくボールに当たらなかったり、なかなか前に進まない状態ですと迷惑がかかってしまうことになります。そのため、ある程度ボールを打てるようになるまではコースデビューする前に練習が必要です。
ラウンド・コースデビューに必須のゴルフ道具
ゴルフを行うための必須道具についてお伝えします。ここでは最低限必要なものを限定しています。
- ゴルフクラブ
- キャディバッグ
- ゴルフシューズ
- ゴルフグローブ
- ゴルフボール
- ゴルフウェア
- ゴルフキャップ
- ゴルフティ
- グリーンフォーク
ゴルフクラブ
ゴルフクラブは、種類が6種類に分けられます。それぞれのクラブの使用するタイミングは、ボールが落ちている場所の状況や、残りの距離に応じてクラブを使い分けます。使えるクラブの本数は14本以内と決まっています。14本以内で好きなクラブの選択をおこないます。
- ドライバー・・・最も飛距離を出せる。主に1打目に使用。
- フェアウェイウッド・・・距離を稼ぐ際に使用。1打目に使用することも。
- ユーティリティ・・・ウッドとアイアンのかけ合わせ。距離を稼ぐときに使用。
- アイアン・・・番手があり、距離によって打ち分けて使用。
- ウェッジ・・・グリーンにのせるために使用。
- パター・・・グリーン上でカップへ入れるさいに使用。
ご自身のスイングスピードに合ったゴルフクラブを選択することは重要なポイントです。ゴルフショップで計測してから選んでみてください。
スイングスピードの計測可能なゴルフショップ
「ドライバー/1本」、「フェアウェイウッド/1本」、「ユーティリティ/1本」、「アイアン/5番〜9番の5本」、「ウェッジ/ピッチングウェッジ(PW)とアプローチウェッジ(AW)とサンドウェッジ(SW)の3本」、「パター/1本」の、合計12本のセットがおすすめです。
女性の場合は、アイアンの5番・6番を使用せず、ユーティリティに置き換えるのもおすすめです。
キャディバッグ
キャディバッグは、カートに乗せて運ぶタイプと、スタンド(脚)が付いたスタンドタイプの2種類があります。
また、ショートコースなど、歩いてラウンドすることが多い場合にはスタンド型がおすすめです。
プレートは手書きのものを吊るすのでも問題ありません。
ゴルフシューズ
ゴルフシューズは、グリップ力を高めてスイングを安定できるよう、底に突起が付いています。スパイクでグリップさせるソフトスパイクと、多くの突起でグリップさせるスパイクレスがあります。
ゴルフグローブ
ゴルフグローブは、クラブが滑りにくく打ちやすくなり、握力もサポートされ手の疲労も緩和してくれます。そのため、手にぴったりのサイズを選ぶようにしましょう。
ゴルフグローブの素材には、天然皮革と合成皮革の2種類があります。フィット感や機能性では天然皮革が優れています。
ゴルフボール
OBなどですぐに無くなることが多く、1ホール1個の18個あると安心です。ゴルフボールは、ある程度ゴルフが上達した段階でこだわり始めるので問題ありません。
ちなみに、ゴルフボールは飛距離重視のディスタンス系、スピン重視のスピン系、その間の中間タイプがあります。初心者の場合は、ディスタンス系か中間タイプがおすすめです。
ゴルフウェア
ゴルフウェアはゴルフ場によって規則が異なります。
トップスはポロシャツやハイネックなど襟付きが必要です。寒い時期に着るウインドブレーカーやセーターなどはとくに制限はありません。
ボトムスは、スラックス、、チノパン、ハーフパンツ、ロングパンツ、スカート、ハーフパンツ、キュロットなどから好きなものを選択すれば問題ありません。ジーンズはNGとなります。
ただし、ハーフパンツの場合は膝が隠れるハイソックスなどの着用を義務づけているところもあります。
ゴルフ場の服装規定をチェックしてください。
ゴルフキャップ
ゴルフキャップは夏場の熱中症対策や、冬場だとニットタイプで寒さ対策にも役立ちます。キャップ以外にもいろいろなタイプがありますので、お気に入りのものを着用するので問題ありません。
ゴルフティ
ティーショット(1打目)の時に、地面に刺しボールを乗せて使用します。ゴルフティは2種類あり、主にドライバーでのさいに使用するロングティと、フェアウェイウッドやアイアンのさいに使用するショートティがあります。ゴルフティはボールを打ったときにどこかへ飛んで紛失したり、折れたりするため、それぞれ5~6本あれば安心です。
グリーンフォーク
グリーンフォークとは、グリーンにボールが落下したときにできる凹みを直すための道具です。自分が作った凹みは自分で直すのがゴルファーのマナーのため、必要となります。
あると便利なアイテム
最低限必要な物のほかに、ゴルフを行う上であると便利なものや、デザインなどでこだわれるアイテムもあります。必要に応じて購入を検討してみてください。
ゴルフマーカー
マーカーとは、グリーン上で自分のボールが他のプレーヤーの邪魔にならないよう、ボールの場所を目印としてマークするものです。ゴルフ場には固有のマーカーが無料で置いてありますが、一目で自分のものと分かるデザインのものを購入する方が多いです。
ボールケース
ボールケースは、初心者の場合、ボールを失うことが多いため準備することをおすすめします。もちろん、ボトムスのポケットにボールを収納しても問題ありません。予備のボールを2〜3個入れて身につけておくことで、ボールがなくなってもカートまで戻る必要がなくなります。
サングラス
ゴルフ用サングラスは、目を紫外線から防ぐ効果や、光の反射を抑えて視界良くプレーすることができるアイテムです。
偏光レンズのサングラスだと、コースの形状やグリーンの濃淡や芝目を読みやすくなります。
スコアカウンター
初心者の場合、ラウンド中はボールを飛ばすことで精一杯で、ボールを打った数を忘れることがよくあります。スコアカウンターがあるとプレーに集中できてラウンドも楽しめます。アナログタイプや、デジタルタイプがあります。価格や好みによって選んでみてください。
日焼け止め
ゴルフはハーフで2.5時間程度かかり、18ホールだと5時間近く紫外線に晒されます。日焼けは肌へのダメージだけでなく、疲れにもつながりますので日焼け対策をおすすめします。
ゴルフ用レインウェア
ゴルフは雨天でも実施されます。軽くて動きやすいタイプですと便利で、スイングの邪魔にもなりにくいです。アパレルブランドで販売されている防水タイプのジャケットでも問題ありません。ただし、夏場の着用はかなり暑くなります。ゴルフ用のレインウェアの場合だと通気孔を設けているタイプも多くありますので、普段使いできるものや、ゴルフ専用のものなど、好みに合わせて選んでみてください。
ゴルフの練習方法について
練習方法には大きく2種類あり、自分にあった方法を選択して練習してみてください。
セルフ練習
YouTube動画などで、ある程度の基礎を身につけたら、早速ゴルフ練習場で実際にゴルフボールを打ってみましょう。しっかりとボールを当てて前に飛ばすことができるようになるまでは練習が必要です。
セルフ練習の場合は、自分にあったスイングが学べない点や、失敗した理由や成功するための方法がわからないことがデメリットにはなります。
もし、ゴルフをやっている知り合いなどがいればその方と一緒に行くこともおすすめです。ある程度の経験者であれば、最低限のポイントは学べるはずです。
ゴルフレッスン
最初からしっかりと教わり、短期間で上達したい方はゴルフレッスンを受けることをおすすめします。
しっかりと基礎から教わることができ、自分に合ったスイングも身につけられますので上達が早くなります。また、より上達するためのコツなども教わることができますので、短期間のスコアアップやコースデビューも安心して行うことができます。
おすすめのスクール
準備ができたら、早速ラウンド・コースデビュー!
これからゴルフを始める方に向けて、最低限必要な道具や服装、さらにあると便利なアイテムを紹介しました。
ゴルフは始めるために揃えるものが多く、コースデビューには練習も必要にはなりますが、自然の中で開放的な気分も味わえる最高のスポーツです。
ゴルフ道具の準備もいろいろなデザインの中から好きなものを選べますので意外に楽しめます。
練習を行い、ある程度ゴルフボールが打てるようになったら、早速ラウンド・コースデビューをしてみてください!